子供のパスポート申請をパパがやってみた|写真撮影のコツとオンライン申請の全手順

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「子連れで海外旅行に行きたいけど、子供のパスポートってどうやって取るの?」そんな30〜40代のパパ・ママに向けて、筆者が実際に3〜4歳の子供のパスポートを申請した体験をお伝えします。結論から言うと、最大の難関は「写真撮影」でした。ふざける、指示がわからない、じっとしていられない。写真館でもスマホ撮影でも苦労した実体験と、乗り越えるコツを具体的に紹介します。オンライン申請なら手続き自体は15分で完了しますが、知らないとハマる落とし穴もあります。

子供のパスポート申請に必要なもの一覧

まずは必要書類を確認しましょう。オンライン申請(マイナポータル経由)と窓口申請で、準備するものが少し異なります。

必要なものオンライン申請窓口申請
子供のマイナンバーカード必須不要(本人確認書類として使える)
法定代理人(親)のマイナンバーカード必須(署名用電子証明書6〜16桁)不要
戸籍謄本不要(システム連携で自動取得)必須(発行6か月以内)
パスポート用写真(縦45mm×横35mm)スマホ撮影データをアップロード紙の写真1枚
法定代理人の同意書電子署名で完結紙で提出
スマートフォン(マイナポータル対応)必須不要

オンライン申請の最大のメリットは、戸籍謄本の紙提出が不要になること。2025年3月から全国の都道府県でマイナポータル経由のオンライン申請が可能になり(参考:外務省オンライン申請ページ)、わざわざ役所で戸籍謄本を取る手間が省けます。子連れで役所に行くストレスを考えると、これだけでもオンラインを選ぶ価値があります。

15歳未満の子供の場合、法定代理人(親権者)が代理で申請します。子供本人が窓口に行く必要はありません(ただし受取時は本人が必要)。

【体験談】3〜4歳児のパスポート写真撮影が最大の難関だった

パスポート申請で最も苦労したのが写真撮影です。筆者は写真館とスマホ自宅撮影の両方を経験しましたが、どちらも一筋縄ではいきませんでした。

写真館で撮影した場合|プロでも苦戦する3〜4歳児

「プロに任せれば安心」と思って写真館に行きましたが、3〜4歳の子供はスタジオの椅子に座ること自体がイベントです。カメラに向かってふざける、変顔をする。「正面を向いて」と言われても、「正面ってどっち?」という反応。「上を向いて」と言えば天井を見上げる。写真館のスタッフさんも慣れたもので、おもちゃやシールで気を引きながら撮影してくれましたが、それでも規格に合った1枚を撮るのに30分以上かかりました。

費用は写真館で1,500〜2,000円程度。撮り直しも対応してもらえる安心感はありますが、子供が疲れてぐずると撮影どころではなくなります。

スマホで自宅撮影した場合|コスパは最高だが規格に注意

2回目の申請ではスマホで自宅撮影にチャレンジしました。白い壁の前に子供を座らせて、スマホのカメラで何枚も撮影。コンビニのマルチコピー機で証明写真サイズに印刷すれば200円で済みます。コスト面では写真館の10分の1です。

ただし自宅撮影には落とし穴があります。背景に影が映り込む、子供の顔が傾いている、目が半開き。何十枚も撮った中から「これなら大丈夫」という1枚を選ぶ作業が地味に大変です。外務省のパスポート写真の規格ページを事前に確認して、規格を頭に入れてから撮影することをおすすめします。

パスポート写真でNGになるパターン

子供の写真で不適切とされやすいケースをまとめます。口が開いている(笑顔もNG)、顔が正面を向いていない、影が顔にかかっている、背景が無地でない、抱っこしている親の手や体が写り込んでいる、スマホの自撮りモードで左右反転している。特に「自撮りモードの左右反転」は見落としがちで、筆者の知人はこれで再提出になりました。インカメラではなくアウトカメラで撮影するのが鉄則です。

なお、乳幼児で丸顔のため写真の横幅に顔が収まらない場合は、顔の縦の長さが規格(32mm以上)に満たなくても、耳を含めた顔全体が写っていればOKとされています。赤ちゃんの場合は白い布団やシーツの上に寝かせて、真上から撮影する方法が外務省で案内されています。

写真撮影の攻略法|パパ目線で学んだ5つのコツ

何度も写真撮影に挑んで学んだコツを共有します。

  1. 子供の機嫌がいい時間帯を狙う:昼寝の前後や空腹時は避け、午前中の元気な時間がベストです。
  2. 撮影前にパスポートの話をしない:「パスポートの写真を撮るよ」と言うと構えてしまうので、遊びの流れで撮影に入るとスムーズです。
  3. 子供の目線の高さにカメラを構える:親が立ったまま撮ると見下ろす角度になり、規格に合いません。
  4. 自然光で撮影する:フラッシュは影が出やすいので、窓際の自然光がきれいに撮れます。
  5. とにかく枚数を撮る:100枚撮って使えるのは1〜2枚。数で勝負です。

オンライン申請の手順|マイナポータルから15分で完了

筆者はマイナポータル経由でオンライン申請しました。窓口に行く必要がなく、自宅から15分程度で申請が完了しました。手順はシンプルです。

マイナポータルアプリを開き、「パスポート申請」を選択します。子供のマイナンバーカードを読み取り、必要事項を入力。写真はスマホで撮影したデータをそのままアップロードできます。15歳未満の場合は「法定代理人による代理提出」を選び、親のマイナンバーカードで電子署名します。戸籍謄本はシステム連携で自動取得されるため、紙の提出は不要です。

申請後、通常は約2週間でパスポートが交付されます。受取は都道府県のパスポートセンターに行く必要があり、このとき子供本人の同行が必須です。乳幼児であっても本人確認のために連れて行く必要があるので、ここだけは窓口に行く覚悟が必要です。

子供のパスポート申請でよくある失敗と注意点

子供は5年用パスポートしか取れない

18歳未満の子供は5年用パスポートしか取得できません。10年用は選べないので、子供が小さいうちは5年ごとに更新が必要です。0歳で取得すると5歳で期限切れ、5歳で取得すると10歳で期限切れになります。子供の顔は数年で大きく変わるので、あまり早くから取りすぎると、次の旅行時に有効期限が切れている可能性があります。旅行の予定が決まってから申請するのが効率的です。

受取は本人必須(乳幼児でも)

パスポートの受取時は、申請者本人がパスポートセンターに行く必要があります。これは乳幼児でも例外ではありません。オンラインで申請が完結しても、受取だけは物理的に窓口に行く必要があります。平日しか受け付けていない自治体も多いので、パパが休みを取って受取に行くケースも少なくありません。

渡航先によっては有効期限の残りに注意

パスポートの有効期限が残っていても、渡航先によっては「入国時にパスポートの残り有効期間が6か月以上必要」といった条件があります。子供のパスポートは5年しかないため、旅行の計画段階で有効期限を確認しましょう。期限が近い場合は、旅行前に更新してから渡航するのが安心です。

2026年7月からパスポート手数料が大幅に値下げ

2026年7月1日から、パスポートの手数料が大幅に引き下げられます。子連れ家庭にとっては嬉しいニュースです。

種類現行料金新料金(窓口)新料金(オンライン)
子供5年用(12歳未満)6,000円4,800円4,400円
子供5年用(12〜17歳)11,000円4,800円4,400円
大人10年用16,000円9,300円8,900円

特に12〜17歳の子供は現行11,000円から4,800円と、半額以下になります。12歳未満の子供も6,000円から4,800円に下がります。さらにオンライン申請なら400円割引で4,400円です。家族4人(大人2+子供2)で申請する場合、現行だと約44,000円かかるところが、新料金のオンライン申請なら約26,600円。約17,000円の節約になります。

ただし注意点があります。外務省は、7月1日以降は値下げを待っていた申請者が殺到し、交付まで約1か月かかると想定しています。通常は約2週間で受け取れるところが倍の期間がかかる見込みです。夏休みの旅行に間に合わせたい場合は、7月まで待たずに今すぐ申請するか、7月初旬に申請して8月中旬以降の旅行に備えるか、計画的に動きましょう。手数料の値下げについてさらに詳しくはパスポート手数料が2026年7月から値下げ|子供用は4,800円に。いつ申請すべき?で解説しています。

パスポートが届いたら次は航空券とホテル|子連れ海外旅行の準備

パスポートが手元に届いたら、いよいよ海外旅行の計画です。筆者の場合、JALマイルの特典航空券で航空券代を節約し、ヒルトンのダイヤモンド会員特典で朝食無料+部屋アップグレードを活用しています。子連れの海外旅行は「いかにストレスを減らすか」がポイントです。

座席選びで失敗すると長時間フライトが地獄になります。子連れ国際線の座席選び|家族で快適に過ごすコツを参考にしてください。JGCホルダーなら優先搭乗やサクララウンジが使えるので、子連れの空港ストレスが大幅に軽減されます。詳しくはJGCホルダーのパパが語る|子連れ国際線で本当に助かった5つの特典をご覧ください。

ホテル選びでは、ヒルトンのダイヤモンド会員なら朝食無料で子連れの食事問題が一気に楽になります。ヒルトンアメックスでダイヤモンド会員になったら子連れ旅行が激変した話も参考にしてみてください。

まとめ|子供のパスポート申請はオンラインで早めに

子供のパスポート申請は、写真撮影さえ乗り越えれば、オンラインなら自宅から15分で完了します。3〜4歳児の写真は「数で勝負」「機嫌のいい時間帯」「アウトカメラ」の3つを押さえれば何とかなります。2026年7月からは手数料が大幅に下がるので、急ぎでなければ7月以降の申請もお得です。ただし7月直後は混雑が予想されるため、夏休みに間に合わせたいなら早めに動くのが安心です。パスポートさえあれば、子連れ海外旅行の世界が一気に広がります。

あわせて読みたい

※記載の情報は2026年4月時点のものです。最新情報は外務省の公式サイトをご確認ください。パスポートの申請手続き・手数料・必要書類は変更される場合があります。2026年7月の手数料改定については、旅券法改正の施行状況をご確認ください。

この記事を書いた人

アナゴパパ

30代パパブロガー。NTT→DeNA→伊藤忠→スタートアップCFOという経歴を持つ現役ビジネスマン。2児の父として、ポイ活・家族旅行・育児・AI活用をテーマに、忙しいパパママが「今日から使える」実践的な情報を発信中。年間50万マイル相当のポイントを貯める生粋のポイ活マニア。noteでは経営者・個人事業主向けに「お金が残る経営」について執筆。FP2級・簿記2級保有。

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